パピヨンの描かれた絵画がある?オーストリア大公の愛玩犬

パピヨンの上手な育て方

パピヨンの飼い方

見た目の優美さを愛されていたことがわかる

パピヨンの子犬
 

オーストラリア大公のマリア・テレジアは、子だくさんを誇りにしていました。
そして子供が生まれるたびに家族の肖像画を描かせており、一族で誕生を祝っていたわけです。


中でも宮廷画家のマッティン・ファン・メイテンスの一連の肖像画では、
神聖ローマ皇帝フランツ1世と皇后の周りの子どもたちが描かれています。

1755年の皇帝一家の肖像画はマリー・アントワネットを描いた、最初の絵画の一つとなります。
皇帝夫妻を中心にして、12人の子どもたちが姿を見せている絵となります。

生まれたばかりの皇女が、ゆるかごの中にいます。
彼女の母親はオーストリアの名門として、肖像画を描いて権力の永続を顕示していたわけです。

マリア・テレジアは肖像画を外交の贈り物として利用し、婚姻政策によって巧みにヨーロッパの主要な宮廷などに近づきました。
パピヨンが描かれた一族の肖像画は、赤い壁が印象的な展示室にある大作です。

パピヨンの存在

貫禄たっぷりの彼女が存在感を放っており、女主人としての力強さを感じさせます。
但し展覧会の主人公は小さなカゴにる赤ん坊で、これがマリー・アントワネットです。

斜め前の金の椅子に座っているのが、彼女のすぐ上の姉となります。
この姉はフランス皇太子の妃候補でしたが、急遽ナポリ王と結婚することになりました。

そして代わりにマリー・アントワネットがフランス皇太子と結婚することになったわけです。
若いマリー・アントワネットはファッションに情熱を注ぐようになり、やがてはヨーロッパのファッションリーダーになりました。

1770年に彼女はオーストリアからフランスへ輿入れし、皇太子妃となったわけです。
齢は14歳の話で、皇太子の方は15歳です。

この皇太子が後のルイ16世となりますが、彼は引っ込み思案で優しい性格だったと言われています。
ふたりの婚姻から5年後に、ルイ16世の戴冠式が行われました。
即位したルイ16世は、神に向かって若くして国を治める自分たちの加護を祈りました。

パピヨンからこうした歴史を辿るのも、面白いものです。

歴史との関係

 

 

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